2017年6月29日(木)に鎌倉トレイル協議会 第3期総会が行われ、鎌倉でトレイルランニングする際のマナー&ルールがより具体的な内容で提唱されてました。
鎌倉でトレイルランニングをする方・ランニングの延長で山を走る方は是非ご一読下さい。
(念のため・・上記「鎌倉トレラン ルール&マナー」ロゴは個人的に作成したもので鎌倉トレイル協議会とは一切関係ありません)
鎌倉でのトレイルランニングのマナー&ルール
今後も鎌倉の山でトレイルランニングを楽しめるようするためにも、
- トレイルランニングをする方
- ランニングの延長で山を走る方
は下記のマナー&ルールを是非守っていただければと思います。
初めて鎌倉のトレイルランニングのマナー&ルールを知った方は少しずつでも守って欲しいと思いますし、既にマナー&ルールを守っている方はより多くの人に広めて欲しいと思います。(私もこのブログを活用して引き続き広めていきたいと思いますし、私が主催するトレランツアーでも広めていきます)
ランニングとは違いトレイルランニングというスポーツはまだまだマイナーなスポーツだと思います。だから1人1人の力はかなり大きな力を持っていると思っています。
つまり1人の行動がトレイルランニングの未来を左右します。(これは大袈裟な表現でもないと思っています)
1)人と自然に感謝しよう。
- ランナーは鎌倉の自然環境やトレイルの地権者や管理者、寺社仏閣、住民の方々などに対し、「利用させてもらっている」という謙虚な気持ちで利用しましょう。
2)挨拶をしよう。
- ランナーはトレイルでハイカーや観光客などに出会ったら「こんにちは」と元気に挨拶をしましょう。こちらから声をかけることで、トレイルを共有する人とコミュニケーションをとりやすくなります。挨拶は一般社会で当たり前のことです。ひとりひとりがマナーや心構えを持っていれば、鎌倉のトレイルを利用する他の人々と互いに理解を深めるきっかけになります。
3)坂道は、ハイカー、観光客、親子連れの方たちに道を譲りましょう。
- 登山の世界では、狭い坂道は下る人が手前で立ち止まって脇に避け、上る人に道を譲る「上り優先」が普通です。しかし、多種多様な人々が利用する鎌倉では、身軽に動けるランナーは坂道に限らず、平坦な道でも状況に応じて、臨機応変に判断し、ハイカーや観光客、親子連れの方々に道を譲りましょう。
4)歩く人に出会ったら、歩く人になろう。
- ハイカーや観光客にとって、鎌倉のトレイルは名所めぐりや自然を楽しむための道です。走って近づいてくるランナーに「違和感」を感じたり「怖い」と感じる人もいるでしょう。ランナーはトレイルの先にハイカーや観光客を認めたら、走るのをやめて、歩いてすれ違いましょう。また、道幅が狭いところでは立ち止まって脇に寄り、ハイカーや観光客に道を譲りましょう。もちろん挨拶も忘れずに。
- 見通しの悪いコーナーや分岐では、その先にハイカーや観光客がいるかもしれません、速度を落とし、歩いて通過しましょう。
- 道幅の狭いトレイルでハイカーや観光客に追いついてしまったときは、歩く人の速度にあわせ、後について歩くのが原則です。道幅が広くなったところで、挨拶をして横に並び、歩いて追い越しましょう。ハイカーや観光客が、後ろについたランナーに気がつき、脇に避けて道を譲ってくれることがあります。このときも歩いて脇を通り抜け、「ありがとうございます」とお礼を言いましょう。
5)後ろから声をかけない方がいいときもあります。
- 「トレイルで他には誰もいないはずなのに、うわぁ、真後ろに人がいた」、これには誰でもびっくりします。トレイルで前を行く人に追いついたときは、驚かれないように10mくらい近づいたところで、後ろから「こんにちわ」と声をかけ、こちらの存在に気づいてもらいましょう。またハイカーや観光客で賑わっている時間帯や区域では、前からも後ろからも大勢の人がやってきます。後ろから声を出して存在を気づいてもらう必要はないかもしれません。その場、その場の状況に応じた賢い判断をしましょう。
- ひとりひとり間隔をあけてグループで行動しているときは、ハイカーや観光客とすれ違うときに先頭が「あと○人やってきます」、最後尾は「私でおしまいです」などと伝えましょう。
6)トレイル以外に足を踏み入れない。
- 動植物を傷つけたり、採取してはいけません。裸地(多くの人が通行することで踏まれて植物が育たなくなったところ)を増やさないため、植物を保護するため、また転倒転落予防のために、トレイル以外は(もちろん路肩も)走ったり歩いたりしてはいけません。
- 階段や丸太などによる段差のある場所には、それを避けるための脇道ができていることがあります。その脇道を利用することは裸地につながり、そこに雨水の流れができ、トレイルの崩壊が進むこともあります。自然環境への影響と安全を考えトレイルの真ん中を進むようにしましょう。
7)ゴミはすべて持ち帰りましょう。
- 社会常識として当たり前のことです。もともとランナーはゴミになるものをあまり携行しませんが、鎌倉のトレイルを利用する際は自分の出すゴミはもちろん、トレイルに落ちているゴミを拾って持ち帰るように心がけましょう。
8)すべての責任は自分にあります。
- 市内とはいえ、鎌倉のトレイルは天候や時刻によっては危険な場所に変貌することもあります。また季節によってはスズメバチ、マムシなども活動します。事前に下調べをして必要と思われる装備とマップを持参するようにこころがけましょう。
〈鎌倉はこう走ろう!〉ガイドライン ランナーは[歩く人に出会ったら、歩く人になろう。]
- (10mルール)観光客、ハイカーに出会ったときは、前後10mで走ることをやめ、歩いてすれ違う、歩いて追い越す。状況に応じてトレイル脇に避け、観光客、ハイカーに道を譲る。
- 常に救急セットや携帯電話を携帯する。
- 挨拶と笑顔を忘れない。
- ゴミ袋を携帯し、目についたゴミは拾って持ち帰る。
[グループで走る場合]
- リーダーはスタートの前にメンバーにルールとマナーを説明する。
- リーダーはメンバーにゴミ袋を配付する。
- リーダーは率先してゴミを拾う。
- リーダーはメンバーに、それぞれの走り方のルールやマナーの遵守が、出会う人すべてに見られていること、同時に自分の行動に責任を持つように伝える。
- メンバーは前の人について走るのではなく、ルールとマナーのもとに状況に応じて適切な判断を行い、速度を調整したり立ち止まったりする。
- 観光客、ハイカーに迷惑をかけない人数で走る。
- それぞれのグループにリーダーをつける。
- グループ同士はつながらない。
- グループごとにある程度の間隔を空けて行動する。
- 最後のグループは、観光客、ハイカーに「これで最後です」と伝える。
出展:鎌倉トレイル協議会 Facebookページ
鎌倉トレイル協議会 サポート会員の募集について
今回から鎌倉トレイル協議会の会員の種類が、「正会員」と「サポート会員」の2種類になりました。(私も初年度からずっと正会員です)
1人でも多くの人に賛同をいただければ、鎌倉市役所、市議会に対して鎌倉トレイル協議会のを理解してもらうためのロビー活動で大きな力になるはずです。
正会員
- 議決権あり
- 年会費 一般3,000円、法人10,000円以上
サポート会員
- 議決権なし
- 会費不要(0円)
- 協議会主催のイベントに参加するには参加料金が必要
サポート会員は、下記サイトから署名をお願いします。
鎌倉トレイル協議会の活動は会費によって成り立っていますので、より多く鎌倉トレイルを利用される方は是非正会員になっていただければと思います。
正会員は、鎌倉トレイル協議会Facebookページをご覧になって、メールで協議会当てに申し込みをお願いします。
正会員とは別に、ランナーだけでなく幅広く一般の方からサポート会員を募集することになりました。
change.orgという署名サイトで下記の内容に賛同していただければ自動的に、鎌倉トレイル協議会のサポート会員になっていただくことができます。
サポート会員は議決権もなく、会費も不要ですがあなたの賛同のひとつひとつが協議会の啓蒙活動のエネルギーとなり、やがては大きなパワーになります。ご協力ください。
(賛同したうえ、あなたの周辺の多くの人にシェアしてください)
出展:鎌倉トレイル協議会 Facebookページ
(活動方針)
鎌倉トレイル協議会はランナーが守らなければいけないマナーとルールの提唱普及、またマナーを掲載したマップを製作し、幅広く配布しています。同時にトレイルを利用する方々を幅広く集めるイベントを開催し多くの方々にマナーとルールの啓蒙活動をしていきます。
(署名をお願いする理由)
実際には理念条例の作成が進行していますがすべてのランナーが我々の提唱するマナーとルールを守れば、ハイカーや観光客、親子づれなど、他のトレイル利用者に迷惑をかけることなく、互いに鎌倉のトレイルを楽しめると信じています。
ひとりでも多くの方に我々の活動に賛同していただき、鎌倉トレイル協議会サポート会員として、ルールとマナーを守っていただきたいと願っています。
(署名の内容)
私は鎌倉トレイル協議会の活動に賛同します。また協議会が提唱する「歩く人にであったら、歩く人になろう」を守り、他のランナーにもこの主旨を伝えることを約束します。
(動画)https://www.youtube.com/watch?v=SLqLNJKJojY
鎌倉トレイル協議会の活動にご賛同いただき、このサイトで署名をしていただいた方を鎌倉トレイル協議会のサポート会員(入会金、会費無料)といたします。
(署名していただいた内容の利用)
みなさまのサポート会員としての署名を鎌倉市役所、市議会などに対してロビー活動を行う際に協議会の賛同者として利用させていただきます。
出展:鎌倉トレイル協議会 Facebookページ
より詳しく鎌倉トレイル協議会の活動を知りたい方は鎌倉トレイル協議会 Facebookページをご覧下さい。
https://www.facebook.com/kamakura.trail/
鎌倉トレラン マナー&ルールの関連記事