「来年は山へホタルを探しに行こう」
昨年は出来なかったホタル探索ナイトトレイルをやってきました。
鎌倉から横浜へホタル探索ナイトトレイル
一眼レフカメラと三脚を背負って、夕方18時に鎌倉を出発。
夕陽に染まった天園ハイキングコースを進んでいきます。鎌倉の山では普段手ぶらなので一眼レフと三脚はかなり重い・・・。
カメラ:Canon EOS 7D
レンズ:Canon EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM
夫婦でナイトハイクするのもこれで3度目か4度目か。さすがに「1人では絶対行きたくない」と言うけど一緒だと楽しんで夜の山道を歩いてくれます。
太陽が沈む頃、天園の展望台に到着。こんな時間なので誰にも会いません。
天園から横浜方面へ進みます。暗くなってきたけどまだヘッドライト無くても歩ける。
市境広場に到着。
山の中はかなり暗くなってきたのでヘッドライトを点灯。夫婦で好きなサカナクションをiPhoneから流して金沢市民の森を歩いていきます。ナイトハイキングイズグッド。
横浜横須賀道路の上。
ホタルが居そうな場所を探しながら天園ハイキングコースから金沢市民の森、氷取沢市民の森、瀬上市民の森を14kmほど歩き回り、港南台から電車に乗って鎌倉へ帰りました。
ホタルの名所・瀬上沢(瀬上の池)が一番たくさん見れる
ホタルはひっそり楽しみたいので今回の詳細なルートは掲載しませんが、結局ホタルの名所として有名な瀬上沢(瀬上の池)が一番多くのホタルが見れました。
瀬上沢(瀬上の池)は道路から歩いて数分の距離にホタルが居るので、ナイトハイクの装備も必要なく、月明りがあればライト無しでも見に行けるためピーク時間帯はかなり人が多いようです。今回は瀬上沢に着いた時間が22時頃だったので数組しか会いませんでしたが、金・土・日曜日の夜7時~9時頃はけっこう人が多いらしい。
この日の瀬上沢では鎌倉の街中で見るホタルの数よりは多く飛んでいたけど、地元の人に話を聞くと「今日は全然飛んでいない」とのこと。日中雨が降って湿度が上がった6月1日(木)はかなりの数のホタルが飛んでたらしい。ホタルが舞うには湿度はけっこう重要そうだ。
今週だと梅雨入り間近だからか6月7日(水)、6月8日(木)、6月9日(金)、6月11日(日)と雨予報が出ている。完全に雨が降ってしまうとホタルも飛ばないようなのでタイミングが難しいが、雨上がりの夜に行けば沢山のホタルに会うことができるのかもしれない。
6月10日(土)は晴れて気温が高くなる予報だし、前日の雨の降り具合によっては湿度も期待できそうなので好条件かも?ただほぼ満月なので明る過ぎるかも。(素人の勝手な憶測)
人里離れたホタルの生息地を求めて・・・
山の中でホタルがたくさん飛ぶ場所を見つけられたら・・と思って夜の山道を歩いたけど、山に行かなくても瀬上沢が一番見れるという少し残念な結果に。でもどこにホタルが多そうでどこにホタルが少なそうかわかったのでそれは良い収穫でした。
ゲンジボタルのシーズンは残り2週間。あまり知られていない人里離れたホタルの生息地があるかもしれないので、チャンスがあればまたホタル探索ナイトトレイルをしようと思う。予定が合えばホタル探索トレランツアーも楽しそう。
ホタルの居る場所
ゲンジボタルの幼虫はカワニナしか食べないので、カワニナのいるキレイで穏やかな流れの水場にホタルが居るようです。
- 水質の良い緩やかな流れのある水場
- 土の岸辺のある水場
- エサとなるカワニナ(貝)が生息している
- カワニナのエサとなるセリが生えているとより好条件
ホタルが多く見れる条件
生暖かい気温の夜8時~9時頃、湿度が高く風の吹いていない時にゲンジボタルがたくさん飛ぶようです。
- 月明りがない
- 夜8時~9時(夜11時前後、深夜2時前後にもピークがあるらしい)
- 湿度が高い
- 風がない
- 曇り空(今にも雨が降り出しそうな空、でも雨が降ってたらダメ)
- 20度以上の生暖かい気温
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