9月26日(土) 11時15分
1~3位までのゴールシーンが見れて大満足でしたが、せっかく河口湖まで来たので日本人選手がゴールするまで待ってみることに。といっても各ブースも見ちゃったし、特にやることもないのでベンチでちょっと休憩。この間にブログで速報記事あげてました^^
11時51分、4位にノルウェーのSondre Amdahl選手がゴール!タイムは22時間51分59秒。
顔まで泥だらけ!雨で大変なコースだったことがわかります。見るからにかなり疲れているようでした。
11時55分、5位に日本人トップで小原 将寿選手がゴール!タイムは22時間55分33秒。
小原選手が手に持ってるもの(笑)エイドで使ってたそうです。ここから気合を入れていくぞって時にピンポン!って押して、スタッフに合図を出してたようです。気の抜けるような音でしたが、逆にリラックスできたのかもしれませんね(笑)
12時10分、6位に日本人2位で大瀬 和文選手がゴール!タイムは23時間10分58秒。
日本人1位、2位のツーショット。良い笑顔ですね。
途中まで大瀬選手が5位、小原選手が6位でしたが、小原選手が最後の追い上げで5位に!小原選手は今年のITJ優勝選手で雑誌でも見たことある選手だったので、生でゴールシーンが見れて嬉しかったです。昨年のUTMFでは小原選手17位、大瀬選手19位でしたので、一気にランクアップ!日本選手の活躍が見れて嬉しいです。
9月26日(土) 12時30分
そろそろ車に戻ろうと来た道を歩いていると、7位、8位のデンマークのSimon Grimstrup選手とネパールのSange Sherpa選手に遭遇。
たまたま同じ場所に居た「UTMF&STY盛り上げた隊」という応援隊の元気なおばあちゃんと一緒に声援を送りました。通りがかりにSange Sherpa選手が声をかけてくれました。なんて言ったかわかりませんでしたが(笑)
最後に河口湖大橋の階段を降りた辺りでは9位の小林 慶太選手にも遭遇しました。まだまだ元気そうな走りで目の前を走り去っていきました。
UTMF2015観戦の感想
仮眠も入れて約11時間のUTMF観戦、とにかくもう最高でした!!
生でUTMFを見てきて本当よかったです。鎌倉から富士山まで少し遠いけどわざわざ行ってよかったなと思います。日本最高峰のトレイルレースの空気を肌で感じられて、めちゃくちゃ刺激受けたし、感動しました。正直名前も初めて聞いた選手ばかりでしたがそんなことは関係なく、富士山一周100マイルを雨の中走ってきた選手たちのゴールシーンはとても胸が熱くなりました。一緒に行ったトレラン未経験者の奥様も「感動したね!!」と言ってました。
大会1週間前に湘南T-SITEで開催されたトークライブでUTMF実行委員長の鏑木毅さんがUTMFで一番印象に残っているシーンは?という問いに、「第1回大会で1位のジュリアン・ショリエ選手がゴールに戻ってきたとき」と答えていました。1位の選手がゴールに戻ってきてくれて「ちゃんとコースが繋がっていた!」ととても嬉しかったようです。もちろんコースが繋がっているのは何度も試走してわかっていたけれど、選手は道に迷っていないか?運営はちゃんとやれているか?など不安が多かったようです。
山梨県と静岡県の11の市町村を繋げるUTMFを開催するまでには大変な苦労があったのだと思います。日本人にとって特別な山の富士山を1周する、これ以上の贅沢はないコースでレースを作ってくれた鏑木さんを始め、関係者の方々には感謝いたします。
まだ40km弱のレースしか走ったことのない私には「夢はUTMF!」なんて気安く言えるレベルではないですが、もし自分が富士山一周してゴールに戻ってこれたらどんな気持ちになるんだろう?と想像してしまいました。UTMFをゴールした選手にしか得られない大きな何かがある気がしました。
選手の皆様本当にお疲れ様でした!みんな超かっこよかったです!!
UTMF 2015 結果
男子
1 GEDIMINAS GRINIUS(リトアニア) 20:40:58
2 ARNAUD LEJEUNE(フランス) 21:54:51
3 JEFF BROWNING(アメリカ) 22:01:01
4 SONDRE AMDAHL(ノルウェー) 22:51:59
5 小原 将寿(日本)22:55:33
6 大瀬 和文(日本) 23:10:58
7 Simon Grimstrup(デンマーク) 23:30:12
7 SANGE SHERPA(ネパール) 23:30:12
9 小林 慶太(日本) 23:39:25
10 松永 紘明(日本) 23:46:06
注目していた走る民族ララムリのアルヌルフォ・キマーレ選手はA4リタイア、シルビーノ・クベサーレ選手はA3リタイアという結果でした。序盤は上位争いをしていただけに残念です。長いロード区間に苦戦したようです。
女子
1 UXUE FRAILE(スペイン) 25:34:02
2 FERNANDA MACIEL(ブラジル) 26:44:25
2 ALIZA LAPIERRE(アメリカ) 26:44:25
4 丹羽 薫(日本) 26:52:11
5 高島 由佳子(日本) 27:39:19
6 福田 由香理(日本) 29:08:18
7 黒田 清美(日本) 29:31:19
8 山ノ内 はるか(日本) 30:28:02
9 佐川 絵美(日本) 30:47:17
10 加藤 揚子(日本) 30:54:49
STY 2015 結果
男子
1 SEBASTIEN CHAIGNEAU(フランス) 8:20:07
2 森本 幸司(日本) 8:24:16
3 大杉 哲也(日本) 8:40:11
4 VLAD IXEL(オーストラリア) 8:56:06
5 嶋崎 功一(日本) 9:02:09
6 西村 好康(日本) 9:09:49
7 矢部 達也(日本) 9:16:32
8 牧野 公則(日本) 9:26:05
9 中島 崇晴(日本) 9:31:01
10 寺尾 修(日本) 9:31:02
女子
1 宮﨑 喜美乃(日本) 10:12:24
2 大石 由美子(日本) 10:44:23
3 上宮 逸子(日本) 10:49:13
4 浅原 かおり(日本) 11:58:04
5 有間 由佳(日本) 12:02:12
6 關 利絵子(日本) 12:22:01
7 緒方 雅子(日本) 12:24:36
8 牛田 朱美(日本) 13:02:27
9 坂井 優里(日本) 13:16:49
10 安田 直子(日本) 13:25:30
完走率
UTMF男子 41.9%
UTMF女子 39.9%
UTMF全体 41.5%
STY男子 88.6%
STY女子 83.7%
STY全体 87.7%
UTMFはかなり低かったですね。2012年 72%、2013年 73%、2014年 60%なので今年のUTMFがどれだけ過酷だったが完走率からも見て取れます。
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