鎌倉トレイル協議会が提唱する鎌倉でトレイルランニングする際のマナー&ルールの中で、
・ゴミ袋を携帯し、目についたゴミは拾って持ち帰る。
[グループで走る場合]
・リーダーはメンバーにゴミ袋を配付する。
・リーダーは率先してゴミを拾う。
出展:鎌倉トレイル協議会 Facebookページ
と言う具体的なガイドラインが2017年6月29日(木)から追加されたので、
鎌倉トレイルのゴミ拾いを始めました。
鎌倉でトレランしながらゴミ拾い
トレランしながらゴミ拾いをするために持ち物にゴミ袋を追加しました。
鎌倉以外でトレランする時はもっとちゃんとした装備を持ちますが、鎌倉トレイルに限っては近所なのでいつもこんな感じの少ない荷物で走ってます。
- ペットボトル
- 小銭
- ポケットティッシュ
- 最低限のファーストエイド
- スマートフォン
- ゴミ袋(ポリ袋)
ゴミ袋と併せて小型トングもあればゴミ拾いし易いと思いますが、極力荷物を持ちたくないので「トングを携帯する」より「荷物を減らせるなら素手で拾う」を選びました。
正直素手でゴミを拾うの事に抵抗がないわけではありません。
飴玉やお菓子の袋ぐらいなら気にしませんが、誰かが使ったティッシュとか拾いたくないですよね・・。素手で拾えそうなゴミに限り拾っています。(そんなに汚いゴミはまだあまり見かけませんが)
意外とゴミが落ちていた鎌倉トレイル
鎌倉トレイルにゴミが落ちているイメージはあまり無くて、人が多いわりにキレイな山道だなと感じていました。もちろん今までも誰かがゴミを拾ってくれていたおかげでキレイな鎌倉トレイルを保てていたんだと思います。
しかし実際に自分で鎌倉トレイルのゴミ拾いを初めてみて、
「意外とゴミが落ちているな」
と感じました。ゴミが無かったのではなくて見えてなかっただけでした・・・。
下の写真は日曜日の朝早めの時間帯に天園ハイキングコースと大仏ハイキングコースを14km走って、大小合わせ26個のゴミを拾った時の写真です。
ゴミを探して鎌倉トレイルに入ると、こんなにゴミが落ちていることを初めて知りました。
鎌倉トレイルにはどんなゴミが落ちている?
上から多い順です。
- 飴玉などのお菓子の袋のゴミ
- 使い終わったテイッシュのゴミ
- 寺社の拝観券・パンフレット等の紙ゴミ
- なんだかわからないビニール製のゴミ
一番多いのは飴玉とか塩タブレットなどの包み紙のゴミです。ハイキングの持ち物としても多くの人が携帯していると思われるのでゴミになる可能性も高いのだと思います。
寺社の拝観券は鎌倉らしいゴミですね・・。
ゴミ拾いしながらトレランするとこんな効果がある気がする
鎌倉の山がキレイにするのは気持ちが良いけど、ゴミ拾いをしないで済むならしたくはないです。でもどうせゴミ拾いするなら何か楽しみというかモチベーションを保てるようにゴミ拾いはトレーニングにもなると思ってやっています(笑)
- 走りながら小さなゴミを探す動作は動体視力を鍛えてくれそう
- 「走って止まってゴミを拾ってまた走って」という動作は回数が増えると地味にキツいので脚力や体力が鍛えられそう
動体視力はけっこう鍛えられそうな感じがしてます。
トレランって走りながら瞬時に判断する場面が沢山あってただでさえ頭を使うのに、そこに「ゴミを見つけて拾う」と言う動作が加わるのでなかなか忙しくて身体も頭もフル稼働です。
鎌倉トレイルのゴミ拾いについて個人的に思うこと
この具体的なガイトラインが追加されたときの率直な感想は、
「毎回ゴミ拾いするの?ちょっと面倒・・・」
でした。(ボランティア精神が強い人間ではないので・・)
ゴミ拾いをするのが面倒と言うか、ゴミ拾いするための荷物が増えるのがイヤでした。
でも鎌倉のトレラン問題の状況は変わらないままだし、何もしないで状況が悪くなるのは鎌倉トレイルをホームとしている自分は嫌なので、ゴミ拾いぐらいなら積極的にやろうと思ってゴミ拾いを始めました。
でも個人的には鎌倉トレイルのゴミ拾いは、
- 鎌倉トレイルをよく使う人
- 近所に住んでいる人
がすれば良いと思っています。
電車で1時間かけて年1、2回しか鎌倉に来ないトレイルランナーに「鎌倉でトレランするならゴミ拾いしてください」と言うのはなんか違うよな・・と感じます。(逆の立場になったらそう思ってしまう)
マナーとルールを守ってゴミを落とさないように注意してもらえれば、ゴミ拾いは出来る人(ゴミ拾いをしやすい環境の人)がやったらいいんじゃないかなと思います。
自分もゴミを落とさないように注意しようと強く思った
落ちてるゴミの多くは故意ではなく何かの拍子で落としてしまったゴミが大半だと思います。もしかしたら自分も他の山でゴミを落としてしまったことがあるのかもしれません。そのゴミを誰かが拾ってくれたかもしれません。
そう考えると「今まで以上にゴミを落とさないように注意しないといけない」と気づけたのはとても良かったです。
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