トレイルハシルアラウンド

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サカナクションライブでスタンプを押せる電子チケットの仕組みが気になった

 

この記事は、下記サカナクションのライブレポートで書いた「電子チケット」の部分だけを抜粋した記事です。記事が長過ぎたので、2つに分けました。(すでに読んでいただいた方は重複してしまいすみません)

サカナクションのライブレポートをご覧になりたい方はこちらの記事をご覧ください。

 

 

 

サカナクションで初の電子チケット「EMTG電子チケット」

サカナクションが今ツアーから電子チケットを導入しました。

個人的にも初めての電子チケットを使いました。スマホでEMTG電子チケット専用アプリを立ち上げるとこんな感じでチケット画面が表示されます。

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このスマホ画面を入場時にスタッフへ見せると電子スタンプなるものを押してくれて入場できます。電子スタンプが押されると、写真の右上にある青いネオンカラーのスタンプが押されます(表示されます)。

 

スムーズに入場できて良かったんだけど、

「これどうやってスタンプ押してるの?」

ってすごく不思議でした。みんな不思議じゃなかった??

だって、NFC(Suicaとかのやつ)付いてないiPhoneだし、Bluetoothをオンにする必要があったわけでも無かったからすごい不思議だった。

ってことで気になって調べてみました。

 

 

「EMTG電子チケット」についてちょっと調べてみた

今回サカナクションのツアーで使われたのは「EMTG電子チケット」という電子チケット。

電子チケットサービスを提供しているのはEMTG株式会社ですが、電子チケットの仕組みを作っているのは株式会社Leonis&Co(レオニス)という企業のようです。

で、肝心の「どうやってスタンプ押してるの?」ってことですが、スマートフォンのディスプレイに直接「スタンプ」ができる“電子スタンプ”の基礎技術に関して、特許承認されたようで下記サイトに特許の概要が書かれています。

<特許概要>
スマートデバイスのディスプレイに対して物理的な端末を用いて複数点を同時接触し、その形状と事前に登録された形状を照合することで認証と使用済みスタンプなどの画像表示を行う技術です。

「電子スタンプ」等の物理的な端末をスマートデバイスに接触させることで、表示されたクーポンやチケット、スタンプラリー等の認証を行うサービスを実現するために必要な基礎的な技術といえます。

どうやらマルチタップ(2本指とか3本指とかでスマホやタブレットを操作する方法)の技術を応用して、スタンプ本体の接触パターンと事前登録されたパターンを照合して、認証させてるらしいです。

つまり、本当に電子スタンプをスマホ画面に押し付けていたんだ!

入場時の一瞬の出来事だったので、電子スタンプをスマホ画面に近づけてるだけで認証してるのかと思ってました。(それはやっぱりNFC搭載してないとできないか)

簡単に言うとスタンプで特殊なマルチタップしてるような感じなのかな?

 

こちらにEMTG電子チケットについて詳しく書かれています。電子スタンプは電池や電源が不要ってのが驚きです。

●スマートフォンのチケット画面にスタンプを押すだけの、ユニークでシンプルな電子チケット。
●専用アプリでないとスタンプが押せないため、画面キャプチャーなどの不正な入場を防止。
●PCとQRコード読取機器の設置、電源とインターネット環境の確保が不要。
●機器の設置やPCをセットアップする専用スタッフが不要。
●現在流通している98%のスマートフォンに対応。(Android 2.3以上/ iOS 5.0 以上)
●会場の電波状態が悪くても、予めアプリ内に保存されたチケット画面で入場可能。
●入場記録は次回通信可能時にバックグラウンドで送信するため、正確な入場記録を取得可能。
●ライブの記念を残せる「メモリアルコレクション」を提供。
●チケット画面に顔写真を入れられるようにし、オークション対策が可能。※9月完成
●入場記録からセグメントして来場者へのプレゼント企画やライブ会場周辺のクーポン配信も可能。

 

こんな技術まで登場してることに驚きでした。今後いろんなライブやイベントで電子チケットが主流になりそうだなぁ。公式トレードもできるし良い仕組みだと思います。

 

 

 

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