トレイルハシルアラウンド

鎌倉脇道探索トレイルランナーのブログ。グループラン・トレランツアー・トレイルマップ・ビール。

ランナーなら「東京マラソンの裏側」も知っておくべき

2月28日(日)に開催された東京マラソン2016。

今はロードの大会は興味がないのですが、普段走り慣れた東京の街で開催される「東京マラソン」には少なからず関心があり、スタート時と途中の1時間ぐらいテレビで見ていました。参加者37,000人ということでスタートの都庁前はものすごい人でしたね。後ろの方の参加者はスタートライン切るのに何分かかったんですかね。もしかして何十分とかのレベル?

 

スタートをテレビで見ていて気になることがありました。
いよいよスタートという時間になると、ウインドブレーカーなのか合羽なのかゴミ袋なのか、防寒具と思われる物をあちこちで選手が道路脇へ投げ捨てていました。
先頭の方しか見えなかったので、実業団や大学陸上部などトップ選手なら道路脇に関係者がいて、ちゃんと投げた物をキャッチしてくれる人がいるのかなーと思って見ていました。(それでも他の人にぶつかりそうなので、投げるのはどうかと思いましたが)

 


現実は違いました。
全ランナーが走り去った後の都庁前の光景がこちらのブログに書かれています。

かなりショッキングな光景です。
主催者はスタッフが片付けるから路上にゴミを捨てることを容認してるんでしょうか。
今回で10回目の東京マラソンなので、主催者はこの光景を把握しながら何も対策しないというのは、これが東京マラソンのやり方なのでしょう。

 


ゴミを捨てたランナー達も、路上にゴミを捨てながら出した記録に何の意味があるんでしょうか。

そもそもゴミ袋や合羽を1、2時間の防寒のために最初から捨てる運命で使うことにも違和感を感じます。チャリティ謳ってる大会なのに大量のゴミ袋や合羽を無駄していることには無視?

ランナーが故意に捨てたゴミを拾うボランティアの方々はどんな気持ちでしょうか。

 

 


自分が走り慣れた街で開催される大会なので少し出てみたい気持ちがありましたが、この光景を見てそんな気は無くなりました。
テレビでは感動話や芸能人ランナーで盛り上げて東京マラソンを中継してましたが、裏ではこんな状況になっていることを知った上で「東京マラソン」に出場したいかを考えた方が良いと思います。

 

世界も注目する「東京マラソン」がこれでいいんですか?